東京勿忘草

微力ながら宣伝のお手伝い。

『東京勿忘草』を置いているお店は,仙台メディアテークから徒歩1分の和カフェC7です。

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こんな感じでレジ前スペースにあります(あんまり写りのいい写真じゃなくてごめんなさい)。

手にとって見ることができます。すてきな写真詩の栞もありますよ。

C7はだらーっとゆったり過ごせるお店です。

平日の午後,冬の日差しが差し込んでくる畳敷きの部屋。コタツに入りながら,本を片手にゆったりとした時間を過ごしてみるのもいいと思います。

前にも書いたけど*1,僕はこの『東京勿忘草』を読む度,観念的な東京の生活という言葉が頭に浮かびます。そして,ちょっと前のことを思い出したり,現在の自分の生活をすこし感傷的に嘆いてみたり,漠然とした不安を将来に思い描いたりしています。

僕は今の土地で一人で生活することに慣れ始めているのです。

本書を読む度,観念的な自分の時間と,現実に過ぎていく時間の乖離に気付かせてくれるのです。きっと,それは僕にとっては,機械時計のネジを巻くような作業なのだと思います。定期的(かどうかはともかく)に,乖離した時間の存在を確認しないといけないのだと思います。東京以外の地方都市で読むと,尚更こんな風に感じます。

仙台の生活をしている人は,C7での時間を過ごしてみてください。『東京勿忘草』はいい時間を過ごすお供になりますよ。

場所等お知りになりたい方はいろんな方法で問い合わせてください。千村さんでもないし,C7の人でもないけど,わかるところでお答えしますので。

ミクシは178462。その他いろいろ。

(2006/3/10追記)

3/10に無事販売終了となりました。

C7は3/27より改装にはいります。新しくオープンするのは5月の予定だそうです。このクラシカルな雰囲気を味わえるのはあと2週間くらいです。C7にはお店の蔵書として1冊おいてあります。買いたいときはお店ではなく直接 花唄文庫 で申し込んでください。

(2006/6/12追記)

現在(2006/6月),お店はC7からThikkaという名前に変わっています。千村さんの本は残念ながらありません。ほとんど隣にArtCubicというセレクトショップがあります。そちらにあるのでよろしければどうぞ。